介護保険 訪問介護事業所
ヘルパーステーションさつき

大阪市指定事業所番号 2773300666

障がいがあってもなくても、身寄りがあってもなくても
住み慣れた街で自分らしい生活をつくっていきたい
私たちはこんな思いを応援します

家事サービス

買い物
食事づくり
掃除
洗濯など

介護サービス

食事介助
入浴介助
トイレ介助
通院介助など

利用料は所得に応じてサービス費用の1割から3割です
生活保護の利用者は生活保護費で支給されます

私たちは次のような立場で介護にとりくみます。

 人生の晩年に突然、要介護状態となり、生活をいちから建て直していくことは並大抵のことではありません。その人らしい、自分らしい生活をめざして、その人の人生に寄り添いながら、生活づくりをサポートしていきます。訪問介護サービスもまた生活づくりと一体のものとして提供していきます。介護は単にマニュアル化されたサービスではありません。技術や感性、関係のとり結び方を含んだ技量が求められます。職業人としての技量の向上をめざします。

 私たちは介護職員の心構えとして次の点を重視します。

1.利用者との適度な距離感を

 介護は利用者のプライベートなところに立ち入っての仕事です。親しくなると信頼関係ができたかのように勘違いしてズケズケ踏み込んでいく人がいます。とんでもないです。適度な距離を保ちながら誠実に仕事していくことが一番大切です。

2.密室の介護の怖さの自覚を

 介護はだいたい密室で行われます。そこで起こった出来事は利用者とヘルパーしか知りません。利用者は「世話してもらっている」という弱い立場なのでなかなか苦情の声をあげられません。手抜きは厳禁です。虚偽報告(ウソ)は絶対してはならないことです。

3.利用者への敬意と価値観・意思の尊重を

 「人生の大先輩」という意味を今一度考えてください。介護が必要であるということで子ども扱いするヘルパーがいますが、とんでもないことです。タメ口は厳禁です。敬意を払って接してください。
 利用者一人ひとりが培ってきたライフスタイル、価値観を尊重してください。ヘルパーの考えを一方的に押しつけてはいけません。

4.コミュニケーションを充分に

 利用者の意思、意向を確かめていくため、コミュニケーションをきちんととってください。言語障害がある方でもその人なりのコミュニケーションの取り方はあります。慣れても勝手に解釈せず、利用者と行き違いがないかの確認が必要です。

5.守秘義務

 業務上知り得た利用者とその家族の秘密を正当な理由なく第三者に漏らしてはなりません。

6.時間厳守

 時間厳守は社会人としての基本的マナーです。利用者は、ヘルパーが約束の時間に来ることを前提として一日の予定を組み立てていることを忘れないでください。

7.記録(報告)の作成の習熟を

 介護保険では記録は非常に重視されています。文章を書くのが苦手だったり字が下手な人はもちろんいます。これは努力するしかありません。他のヘルパーの報告を参考にしたりしてきちんとした報告を出せるように頑張ってください。

今一度ケアマネジメント方式を考えましょう

 ケアマネジメント方式は介護保険制度の要と位置づけられています。介護保険制度は「利用者本位」をうたいながらも実際は「ケアマネ本位」「ケアマネ任せ」です。「アセスメント」が声高に語られケアマネージャーは人の生活(プライバシー)に躊躇いもなく介入していきます。節度がないように見える時もあります。

 プライバシーを尊重せずに尊厳を守ることなどできません。高齢者の主体性を蔑ろにします。日本のケアマネジメント方式は改められなければならないと思います。

 資料として2016年6月15日の釜ヶ崎アルコール問題ネットワークの定例会で提起した「日本のケアマネジメント方式への疑問」を掲載します。

2016年6月15日釜アルネット定例会「日本のケアマネジメント方式への疑問」

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